近鉄加藤哲郎の失言で流れが変わった・・・1989年日本シリーズ   | kininaru-cafe

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近鉄加藤哲郎の失言で流れが変わった・・・1989年日本シリーズ  

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1989年の日本シリーズは就任1年目の藤田監督で2年ぶりのリーグ優勝した巨人と、

前年の10.19のリベンジを果たした近鉄の対戦となりました。

戦前の予想では巨人優位との予想でしたが、フタを開けると、

ある選手の発言をきっかけに大逆転の伝説のシリーズとなります。

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シリーズ1・2戦

日本シリーズは近鉄の本拠地藤井寺球場で開幕しました。

第1戦は斎藤さんが先発し、先制点を奪い、

優位に試合を進めますが、6回に同点に追いつかれると、

3-4逆転負けをしてしまいます。

 

続く第2戦も先発桑田さんが粘りの投球をしますが、

7回に満塁の走者一掃の2ベースで勝ち越しを許し、

3-6連敗してしまいます

 

まさかの0勝2敗で巨人の本拠地東京ドームへと舞台を移して第3戦を迎えます。

シリーズ第3戦~試合後インタビュー

第3戦も巨人打線は絶不調で、

近鉄の加藤哲郎投手に完封で抑えられてしまいます。

この勝利で近鉄球団初の日本一王手をかけられてしまいました。

試合後のヒーローインタビューで

「打たれそうな気がしなかったんで、大したことなかったですね。」

「シーズンの方がよっぽどしんどかったですからね。」

などと発言しました。

この時帰りのバスで見ていたエースの阿波野さんは25歳の若者のインタビューに

「もうやめとけよ。寝た子を起こすなよ。

もう早く切り上げてこいという気持ちで見ていました」と語っていました。

さらにベンチ裏で記者に囲まれた際に、

ロッテ打線と比べてどうかという質問に対して、

「巨人はピッチャーがいいけど打線はアカン。ホームランも打たへんし」

などと言っていたそうです。

本人としてはもう日本一は間違いなく、

自身の登板もないだろうとの気安さから出た言葉だとは思いますが、

この一連の発言が翌日のスポーツ紙では脚色され

「巨人はロッテより弱い」

と語ったと報道されてしまいます。

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巨人の大逆転日本一

3連敗で後がなくなっていた巨人は、

この発言で消えかかっていた闘争心が燃え上がり、

ここから3連勝します。

 

3勝3敗で迎えた第7戦、

近鉄の先発マウンドにはあの加藤投手がいました。

勢いに乗る巨人打線は駒田さんのホームランなどで3回で加藤投手をノックアウトし、

8-5で勝利し、大逆転日本一になります。

 

3連敗のあとの4連勝だったため、

あの発言がシリーズの流れを変えたとされて

加藤さんは全国的な有名人となってしまいました。

その後の加藤さんは5年間で6勝を記録して引退します。

 

今は大阪で麻雀の講師をしています。

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