全日本女子バレーの監督が中田監督から再び真鍋監督に交代しました。
リオ五輪・東京五輪で活躍した石井優希選手は代表落ちでメンバーには選ばれていません。
経験豊富な石井選手が選ばれない理由は一体何なのか?
引退というにはまだ早すぎる年齢ですが、石井選手の現状と本人のコメントなどもまとめました。
目次
石井優希の代表落ちの理由は?
#石井優希 選手フォトブックイベントin大阪
ご参加頂いた皆さんありがとうございました‼️
今回もハルちゃん相手にサインの練習
次は、Vリーグでお会いしましょう☺️
10月29日・30日SAGAプラザ総合体育館
11月05日・06日グリーンアリーナ神戸
皆さんにお会いできる事を楽しみにしています pic.twitter.com/QJ5kWndBPS— 【公式】久光スプリングス (@springsofficia1) September 4, 2022
2016年東京五輪、2021年東京五輪と2大会連続出場した女子バレーの石井優希選手。
180㎝の長身ながらかわいい笑顔で人気の高い選手ですね。
前日本代表の石井選手は、東京五輪後は前日本代表から外れています。人気の選手だけに「どうしたの?」「代表引退か?」などとネットでも噂ですが、真相はどうなのでしょうか?
石井選手の代表歴からまとめました。
石井優希選手の全日本代表歴は
春高バレーで活躍した石井優希選手は、卒業後に久光製薬スプリングスに入団しました。
入団2年目の時に中田久美さん(後の全日本監督)が、コーチに就任し、翌年監督に就任。
強豪の久光製薬ですが、当時は5期連続で優勝を逃していました。
中田久美監督「久光製薬だけが持っている出場権なので、来シーズンもまた出れたら良いと思います」久光の社長に日本貢献という意味でリスペクトを感じます。がんばれ、久光!! pic.twitter.com/B4QlomEupi
— てつ@バレー専用 (@TUYOPON_3) May 16, 2014
中田監督が就任当初から掲げてきたことは
「世界で戦う意識を持つこと」
Vリーグで勝つことだけでなく、練習中から「世界」を意識する。日本女子代表に1人でも多くの選手を送り出すことが使命だと話したそうです。
その中でも将来を嘱望されていたのが、石井優希選手と長岡望悠選手でした。就任1年目から「今シーズンは2人を育てることも、監督としての自分の課題」と明言して使い続け、6期ぶりの3度目の優勝を果たしました。
2016年のまだ中田監督が久光製薬にいたころの優勝インタビューで、
「ユキ(石井)ちゃんは……ほんとにネガティブな子だったね。今のユキからは想像つかないくらい真っ暗。しゃべらない笑わない。今年は意識もメンタルもいいんじゃないかな。」
と話していました。
石井優希選手は素直で優しい性格で、ちょっと落ち込むとすぐプレーに出てしまうと他の選手も言っていました。
きっと中田監督に鍛えられてメンタルも強くなったのでしょう。
リオ五輪を経験し、東京五輪代表へ
中田監督に鍛えられ、全日本デビューした石井優希選手は、同僚の長岡望悠選手とともにリオ五輪に選ばれます。
しかしリオ五輪では、格下と思われた初戦の韓国戦に敗れると、ロシア・ブラジル・アメリカには0-3のストレート負けをしてしまい、2勝4敗で5位に終わります。
7/3
リオ五輪結団式
石井優希選手 pic.twitter.com/osnN9VsViI— 青い月夜の電柱@Takaya Tokado (@jikkakukan19531) July 7, 2016
リオ五輪では「何もできなかった」と次の目標を東京五輪に切り替えた時に、恩師の中田久美監督が全日本女子の監督に就任しました。
石井優希選手は恩師の力になりたいとの思いからのプレッシャーで、サーブレシーブで崩されてスパイクに影響が出るという悪いパターンが出てしまい、思うように力を発揮できませんでした。
期待に応えられず、ネガティブになり、1度全日本から外されてしまいました。これは石井優希選手をよく知る中田監督の愛のムチだったのではないのでしょうか。
石井優希選手はここで腐らずに、国内リーグで奮起します。苦手なレシーブを克服し、2017-2018のV・プレミアリーグでは、
V・プレミアリーグ MVP、ベスト6、レシーブ賞
を獲得し、名実ともに国内ナンバー1選手となり、2018年に全日本女子に復帰しました。
東京五輪での成績、そして五輪後
古賀紗理那(2)にアクシデント
急遽 石井優希(8)がコートにIN#東京オリンピック#バレーボール女子 #予選リーグ #石井優希 pic.twitter.com/L1a7OIBUwc— さとみ (@satomii_dior) July 25, 2021
2019年のワールドカップを経て、2020年の東京五輪に向けていたところにコロナでの1年延期。2021年に開催された東京五輪ではエースは古賀紗理那選手と黒後愛選手が台頭し、石井選手は控えとされていました。
ところが、古賀選手が第1戦で負傷し、石井選手は急遽出場。第2戦・第3戦とスタメン出場しますが、試合には敗れてしまいます。
結局10位という結果になってしまった東京五輪。
東京五輪に向けて無我夢中で取り組んできた石井選手は、終わった直後は燃え尽き症候群のようになってしまったのでしょう。
「この大会が集大成」「次のパリ五輪は視野にない」というようなことをコメントしています。
そして、この後に復帰した真鍋監督の前日本代表メンバーからは選ばれなくなっています。
石井優希の2022年現在の状況は引退間近?
2022.4.9
久光スプリングスVS東レアローズ#久光スプリングス #アウトサイドヒッター#石井優希 選手 pic.twitter.com/7e336pQccJ— T (@tark_0430) September 21, 2022
石井優希選手は東京五輪後もVリーグに出場しています。
もちろんレギュラーとして出場していて、2021-2022シーズンでは34試合出場で315得点と記録。
石井選手は現在は、『代表引退』したかというと、そうではないと話しています。プレーと気持ちが一致しないことには、代表ではプレーできない。そこが一致したらまた目指したいなと思うとコメントしています。
それと共に、「現役生活は長くないと思うので、残り数年で自分が小学校2年生からやってきたバレー選手として悔いなく終えたいですね」とも。
石井選手は結婚・出産の願望もあるというので、やはり年齢的にいろいろ考えているのでしょうね。
石井優希は結婚・引退か?元カレは?
石井優希選手は結婚・引退してしまうのか。
石井選手は現在独身です。
彼氏・元カレなどのゴシップ情報はありませんが、過去に柳田将洋選手と噂になったことがありました。
石井優希選手と柳田将洋選手は以前にTV番組で対談した映像が原因のようです。
この対談で2人は普段のようにタメ語で話して良いという企画で話しています。
石井選手の柳田選手に対するイメージは
「クールですましている」
対する柳田選手の石井選手に対するイメージは
「意外と普通、結構抜けてる」
と話しています。
対談の途中でも石井選手に柳田選手がツッコミを入れたりと、仲が良いように見えました。
でも元カレかというと、それ以上ではない気がしますね。
※柳田将洋選手は2021年9月24日に一般女性と結婚しています。
石井優希はリオ五輪・東京五輪に出場
氏名:石井優希(いしいゆき)
生年月日:1991年5月8日
出身地:岡山県倉敷市
身長:180㎝
体重:68㎏
最高到達点:306㎝
出身高校:就実高校(岡山県)
愛称:ユキ
所属:久光製薬スプリングス
ポジション:WS(ウイングスパイカー)
石井優希選手は、母親がママさんバレーをやっていた影響で、小学校2年生からバレーボールを始めます。
倉敷市立東陽中学校を卒業後、岡山市の就実高校に進学しています。
就実高校は、バレーボールだけでなく、部活動の盛んな学校です。
春高バレーでは1年生のときにベスト16進出、3年時にはキャプテンとしてチームをけん引するも、2回戦で敗退してしまいました。
当時は男子より強いスパイクを打つ女子がいると噂だったそうです。
2007年、ユース代表に選出され、アジアユース選手権に出場し優勝に貢献しました。
卒業後、久光製薬スプリングスへ入団。
その後、全日本で活躍し、リオ五輪・東京五輪へも出場しました。
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