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節分の鬼の意味とは 豆は「魔目」「摩滅」鬼の色にも意味がある

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節分の季節が近づくと、店頭には豆まき用の豆が並んでいるのをよく見かけます。

豆まき用の豆と一緒に、赤や青の鬼のお面が付いてくるのを見たことはありませんか?

 

昔話などに出てくる鬼の色といえば、赤や青を思い浮かぶ人も多いと思いますが、

実は鬼の色はそれだけではありません。

そこで、鬼の色とその意味や節分で鬼に豆をまく理由について解説します。

 

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節分と言えば豆まき

節分 豆まき

節分に行う行事として誰もが行ってきた豆まきですが、なぜ節分に豆をまくのかご存知ですか?

節分とは「季節を分ける」という意味です。

季節の始まりには「立春」「立夏」「立秋」「立冬」があり、それぞれの前日のことを

節分と言っていました。

 

中でも「立春」は一年の始まりとしていたため、特に重要な季節とされていました。

そのため、のちに立春の前日のみが節分と言われるようになったのです。

節分は現代で言う大晦日と同じで、一年を締めくくるとても大切な日となりました。

 

一年の最終日に、その年についた厄を祓って新たな年を迎えるという意味から、

節分には厄払いの効果のある豆まきを行う習慣になったのです。

 

 

 

火で炒った豆を福豆と呼び、炒ることによって邪気を払います。

豆まきを行った後には、この福豆を歳の数だけ食べて体の中に福を取り込みます

家庭によっては、歳の数にもう一つ足した数を食べるという方法もありますが、

これは、これから迎える新しい一年も健康で過ごせるようにとの願いが込められています。

 

高齢の方などは、「そんなにたくさん豆を食べられない」

という人もいるのではないでしょうか。

無理して歳の数を食べる必要はありません。

高齢の方なら十歳を一粒で数えたり、

小さな子供なら四捨五入した数を食べたりと、

臨機応変に対応しても大丈夫です。

 

あくまで「福豆を食べて来年も元気で過ごそう」という気持ちが大切なのです。

 

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鬼の意味とは 豆が嫌い?

鬼の意味

鬼に向かって豆をまくのは、

鬼を「厄」「災難」といった目には見えない邪気に例えています。

豆をまいて鬼を追い払うことで、厄を祓うことに繋がっているのです。

 

また、昔から年の変わり目には邪気が集まると言われていて、

災難や疫病が多く発生していました。

昔の人はこれを鬼の仕業だと思われていたことから、

節分で鬼に豆をまいて邪気を取り払うことで、

新たな一年を健康で過ごせるように願う風習が根付いたのです。

 

中国では、昔から豆をまいて貧乏神を追い払うという習慣があるそうです。

貧乏神と鬼の違いですが、厄を祓って幸を呼び込むという根本的な考えは

共通するものがあるのではないでしょうか。

 

 

大豆をまくのは、鬼が豆を嫌っているからという説もありますが、

いくつかの諸説があります。

諸説の一つが、穀物には穀霊が宿っていると言われていたため、

魔除けや厄除けの効果があるとされていたという説です。

 

穀物なら米でも良いのでは?と思う人もいるかと思いますが、

実際には米や麦などの穀物をまいていたこともありました。

しかし、その年の一番の収穫が大豆だった事や投げやすいなどの理由から、

大豆が主流となったそうです。

 

もう一つは、鬼の目をあらわす魔目(まめ)」に豆をぶつけることで魔が滅び、

魔滅(まめ)を起こすという意味を込めた語呂合わせから、

豆をまいているという説です。

 

この他にも、昔話に鬼に豆をぶつけて退治した話があり、

このお話がきっかけになったという説もあります。

 

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鬼の色と意味と由来とは

節分 鬼

昔話にもよく登場する鬼は、

赤鬼

青鬼

黄鬼

緑鬼

黒鬼

がいます。

 

これは仏教の修行を邪魔すると言われる5つの煩悩「五蓋(ごがい)」を意味しています。

この五蓋をそれぞれの鬼に当てはめ、五つの色に分かれました。

では、それぞれの鬼にはどんな意味があるのでしょうか?

 

まずよく見かけることの多い赤鬼は、「貪欲(とんよく)」を意味します。

赤は欲望をあらわしており、心の中の強い欲望や悪心の象徴と言われています。

豆まきをする際に、赤鬼に向けて豆をまくことで、自分自身の心の中にある悪い心を

取り除いてくれると言われています。

 

赤鬼の次によく知られている鬼が青鬼です。

青鬼は、「瞋恚(しんに)」を意味していて、強い怒りや憎しみをあらわします。

青鬼に向けて豆をまくことで、自分自身の怒りや憎しみが解消されて、

心を浄化すると言われています。

 

黄鬼は白鬼とも呼ぶことがあり、「掉挙悪作(じょうこおさ)」を意味します。

これは、浮ついた心や甘え、執着などの心の乱れをあらわしています。

 

鬼は「惛沈睡眠(こんちんすいみん)」を意味していて、眠気や倦怠をはじめ

不健康の象徴とされています。

 

黒鬼は「疑(ぎ)」を意味し、疑いの心や愚痴をあらわしています。

何事も不平不満を感じる心や、疑心暗鬼になることを言います。

 

どの鬼も、誰しも人間なら陥りそうな心の煩悩をあらわしています。

豆まきには、自分自身の心を清める意味もあったのです。

 

ま と め

節分に鬼に向かって豆をまくのには、

自分自身の心に入り込んだ煩悩を取り払う意味もあります。

心の中に思い当たる煩悩が潜んでいないか考えてみるのもいいですね。

もし思い当たる煩悩があったら、その鬼に向けて豆まきを行えば、

取り払えることでしょう。

 

以上、節分の鬼の色と豆まきの意味の記事でした。

 

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